日整『匠の技』技術講習会開催される
2025年2月16日
令和7年2月16日(日)午後1時より、接骨師会館3階講堂にて、日整『匠の技』技術講習会が開催されました。
公益社団法人日本柔道整復師会では、確かな技術と知識を継承し後世に伝承できる柔道整復師の育成を目指し、骨折、脱臼の徒手整復・固定、後療および超音波観察装置(エコー)実技研修を日整「匠の技」技術講習会と称し各都道府県で行っています。
本年度のテーマは「橈骨遠位端骨折」で、超音波観察装置取扱技術実習(座学・基本操作・主要部位解析)と整復固定実技実習(座学・統一施術実習)を行いました。
長尾淳彦日整会長(ビデオメッセージ)・杉江拓郎会長のあいさつの後、「橈骨遠位端骨折」の説明動画があり、実際に超音波観察装置(SSBさんに機器の協力をしていただきました)を用いて、中山智史講師・山本達也講師の指導の元、操作・画像観察技能(初心者程度)を行いました。(参加人数30名)
会員は積極的に超音波観察装置に触れて、目的とする画像を装置に映し出すことができていました。
休憩を挟んだ後の整復法・固定法では、コーレス骨折整復固定の動画の後、藤田俊治講師が実際に整復固定を実演し、施術実習では、会員2人1組となって熱心に課題に取り組んで見えました。
総評として杉江拓郎会長から「次回は是非、若手の先生方をお誘いして参加して下さい」と挨拶がありました。
おおよそ4時間近くの講習会を行いました。
「後日、受講者には日整に登録後、受講証書が授与されます。」と徳原直政学術部長より案内があり、無事閉講しました。
- 司会進行される徳原直政学術部長
- 熱心に受講される会員
- 超音波観察装置を実演される中山智史講師
- 超音波観察装置を実演される山本達也講師
- 整復法を実演される藤田俊治講師
- 整復法の実習される会員
- 講習会総括のあいさつをされる杉江拓郎会長
- 閉会の挨拶をされる堀睦直副会長